エゾシカ肉のまたの名は?

仏教が伝来して以来、日本では殺生を禁じる風習となり、奈良時代には肉食禁止の詔が出されました。特にウシ・ウマ・イヌ・ニワトリ・サルの五畜の肉食を禁じると明言されたようです。


しかし当時から江戸時代まで、日本人が全く肉を食べなかったかといえば、そうではありません。
戦いに出れば、野生の動物を捕らえてその肉を食べたでしょうし、飢饉の時にさはニワトリなどの家畜も食べたでしょう。
そう言った表向き禁止されている肉食をするために、動物の肉に植物の名前を付け、「薬食い」だと言って誤魔化したのです。つまり隠語を使っていたというわけです。その為、鹿の事を紅葉と呼ぶことがあります。

実際にエゾシカ肉は薬膳としてとても効能がある食材とされています。
薬膳的な効能は、温性と言って体を温める作用を持ち、足腰を強くして、強壮作用をもち、老化防止におすすめです。
また血を補う作用も併せ持っています。中国の文献を見ると、
消化を助けて、精力を補うと書かれています。
冷え性や精力減退の方や新婚さんにも良いと書かれています。

山の恵みに感謝し、美味しく食べて健康に、エゾシカ肉はそんな食材です。




保健所認可 北海道 エゾシカ肉加工販売
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