日本と蝦夷鹿
シカは、とても古い時代から私たち人間の生活と密接な関係を保ってきました。およそ1万年前、それまでシベリアからモンゴル北部にかけての一帯でマンモスやオオツノシカを狩猟して暮らしていた人びとが、南に向けて大移動を開始します。気候変動により、こうした大型草食動物が散開したためです。人びとの一部はアメリカ大陸方面に進み、南米チリの南端にまで達しました。
別の一派は日本列島に渡り、そのうち、いま北海道と呼ばれるこの島にやってきた人びとは、エゾシカ(の先祖種)を狩りながら、生活の資源としていたに違いありません。彼らは現在の日本人の先祖の一部となったと考えられています。
文化が栄え時代が進んでもヒトとシカの関係は濃密なままです。
7世紀から8世紀に成立した万葉集に「鹿の為に痛みを述べて」という歌があります。「私の体は、角から耳から爪から毛から肉から内蔵まで利用でき、それら全てを大君に捧げます」という意味で、人びとがシカを余すことなく利用していたことがうかがえます。
また万葉集の中で鹿(しか)を詠んだ歌は、68首にもなります。その事からも鹿と人との繋がりの深さが伺えます。
戦国時代にはシカ革が武具の素材として重用されました。日本の戦国時代で強い武将の多くが「鹿の角」を愛用しています。山中鹿之助、本多忠勝、真田雪村、長宗我部信親など挙げれば多くの武将が「鹿の角」を兜に装着し愛用しています。武士には神聖さに加え、鹿は俊敏の象徴として騎馬武者の機動力を顕すものと捉えたようです。
この様に日本とシカは古くは深く結びついていました。
poro waccaでは鮮度の高い蝦夷鹿を仕入れ熟成させています。
山の恵みに感謝し、美味しく食べて健康に、エゾシカ肉はそんな食材です。
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