アイヌ民族とエゾシカ

アイヌとエゾシカとは非常に密接な関係を保っていました。
北海道にはエゾシカに因んだ地名が数多くあります。

狩猟漁撈と交易経済の社会を築いた先住民族アイヌは、エゾシカを「ユク」と呼びますが、元は「獲物」という意味の言葉だったそうです。これもまた人びとがエゾシカに依存して暮らしていた傍証だと思われます。鹿追町(アイヌ名=クテクシ。シカ追い柵のあるところ、の意味)、南富良野町の幾寅(ユクトラシペッ。シカがのぼる川、の意味)、門別町の幾千世(ユクチセ。シカの家、の意味)など、シカにまつわるアイヌ語由来の地名がいまも数多く残っています。
アイヌにとってエゾシカはほとんど主食といってもよく、弓矢やイヌを用いたり、崖や水中に追い立てたりして狩猟していた様です。内臓は生で食べ、膀胱は脂肪を溶かしたシカ油を保存する入れ物として利用しました。角はクマや海獣を狩るための槍や農具に、毛皮は防寒着に使用し、陰茎は占いに利用したといいます。
また呼び名もポイユク(1歳)、リャポイユク(2歳の雌)、リャウ(2歳の雄)、トゥパリャユク(3歳)、ピンネラウ(3歳の雄)、モマンペ(3歳以上の雌)、レパポナプカ(4歳の雄)、アプカ(5歳以上の雄)など細分化されています。
この様にアイヌとエゾシカとは非常に密接な関係を保っていました。

大自然の中で生活しているエゾシカの食事は、ほぼ100%自然な草ですので、エゾシカ肉は化学的な物や抗生物質などの関与がない天然のお肉になります。 
美味しくて、安全、安心、健康的なお肉それがエゾシカ肉です。
poro waccaでは最高のエゾシカをお届けする為、鮮度の高いエゾシカを厳選し、丹念にドライエイジングを行っております。

山の恵みに感謝し、美味しく食べて健康に、エゾシカはそんな食材です。


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